子供のムシ歯予防方法

私自身も現在2児(4歳児、2歳児)の子供を持つ父親です。毎日、歯磨きを嫌がる子供相手に苦労して歯磨きをしていますが、思い通りに歯磨きができているわけではありません。しかし、何とか子供はムシ歯にならずにすんでいます。今、私が実践しているムシ歯予防のポイントを紹介いたしますので、同じように苦労されている保護者の皆様の参考になればと思っております。


ポイント@:食後のキシリトール
食事・おやつの後にはキシリトール100%のガムかタブレット(当院で販売しています)を必ず食べさせます。毎日3〜5回摂取しますが、ムシ歯菌の質が良化してムシ歯になりにくい口の中になります。ムシ歯予防効果が高い割に、親の手間も少なく、かなり楽ですよ。ただ、継続することが必要です。

ポイントA:食事回数を減らす
おやつは一度に与えて、時間をかけてだらだら食べさせないようにしています。そうすることで歯の再石灰化を促進して歯が溶解するのを防ぎます。もちろん夕食後には何も食べさせません。普段も砂糖の入ったお菓子は避けて砂糖摂取量を減らすようにしています。たまには食べさせますが、習慣的には食べていないので、普段も特に欲しがりません。砂糖の味を覚えさせなければ、子供は欲しがりません。砂糖の魅力は大人が覚えさせているのです。

ポイントB:3ヶ月ごとのフッ素塗布
定期健診を兼ねてフッ素を3ヶ月ごとに歯科医院で塗布しています。新しいムシ歯は3ヶ月でできますので、間隔は3ヶ月が理想です。
フッ素塗布の前には、歯面清掃を行い、歯のフィルム状の汚れをはがしてからフッ素を塗布します。

ポイントC:就寝前の家庭でのフッ素ジェル塗布
歯磨きは1日1回就寝前にだけやっています。歯磨き剤をつけずに行っています。磨いた後は、フッ素ジェルを歯ブラシにつけて歯にぬります。その後は、うがいをせず就寝させます。もう少し大きくなったら、フッ素の洗口液でのうがいに変えようと思っています.そして朝・昼も歯磨き剤を使って歯磨きをさせようと思っています.


ムシ歯予防には、生活習慣を含めた取り組みが必要です.詳しくはこちらをご覧下さい.


トップペ−ジに戻る